良いスピーチと悪いスピーチの違いとは?

上手なスピーチや良くないスピーチとは?

良いスピーチと悪いスピーチの違いとは何かを比べています。結婚式や披露宴でのスピーチ、二次会などでの挨拶やコツもあります。間違ったスピーチをしないためにもここで勉強しておきましょう。

~良いスピーチとは?~

①「心のこもったお祝い」
上手く話がまとまらなくても、あがってしどろもどろになってしまっても、心がこもったスピーチは心に響きます。美辞麗句を並べ立てたものや、難しい教訓を織り込んだ立派そうなものより、祝福の気持ちがこもった自分の丈に合ったスピーチが好まれます。
②「自分にしか話せない話題の選択」
新郎新婦と自分の関係を考えて、あなただから話せる、あなただけしか話せないテーマを、じっくりと考えてみましょう。ただし、大勢の前で話していいことかどうかは、的確に判断してください。新郎新婦は、あなたらしいお祝いのスピーチを楽しみにしています。
③「テーマを絞って話を展開」
テーマにしたい話題がたくさんある場合、それを全部盛り込もうとすると、支離滅裂なスピーチになってしまいます。1つの話題を掘り下げたり、展開させたり、導入部や結びにうまく伏線を張ったりして、味わいのあるスピーチに仕上げましょう。
④「しっかりと準備、そして練習」
スピーチ原稿を作ったら、時間をはかりながら、声を出して練習しましょう。練習を重ねると、自信が付いてあがりにくくなります。また、話し方に抑揚をつける余裕も生まれてきて、聞き手を引き込むようなスピーチができるようになります。
⑤「披露宴の雰囲気を観察」
パーティーの前半の緊張した雰囲気を、和気あいあいとした和やかな雰囲気に自然に変えていくのが、友人のスピーチの役目です。ただし、どんな来賓が集まっているのか、場の雰囲気をよく観察して、それに合わせた話し方をするようにしましょう。
⑥「品の良いユーモア、明るい笑顔」
披露宴を明るく、和やかな雰囲気にするために、品を落とさない程度に、軽くユーモアを取り入れるようにしましょう。とはいえ、気の利いたユーモアを入れられなくても、明るい笑顔で話が出来れば、それだけでも会場の雰囲気はよくなります。

~悪いスピーチとは?~

①「だらだらと長くて支離滅裂」
早口で、あまりにも短くさっとスピーチが終わってしまうのは物足りなく感じますが、それよりも嫌われるのは、だらだらと長いスピーチです。しかも、あれもこれもと話したいことを詰め込みすぎたスピーチは、支離滅裂で聞き手をいらつかせます。
②「披露宴にふさわしくない話題」
病気や死などの不幸な話、不吉な話、過去の失敗談、金銭の話、容姿に対する悪意のある言葉、ひがみを感じさせる発言などは、人をいやな気持ちにします。新婦の年齢や赤ちゃんを待望する話には、ふれてほしくないと感じる新郎新婦もいるので気をつけましょう。
③「独りよがりな話題」
自分の学歴や、会社での仕事の成績、政治・宗教の話など、度が過ぎた自己PRは嫌われます。また、駄洒落の連発、下品な話題、エッチな話題、暴露話などでの受けねらいや、感情移入しての大泣きなども、独りよがりで場をしらけさせるだけなのでやめましょう。
④「調査不足・練習不足」
人の名前や年齢、出身校などを間違えないように、しっかり確認してください。歌も、タイトルだけで選ぶと歌詞がお祝いにふさわしくない場合があるので、確認をしてください。ぶっつけ本番や、原稿を読み上げるだけのあじけないスピーチも嫌われます。
⑤「耳で聞いただけでは理解できない」
音読みの熟語や故事ことわざなどには、耳で聞いただけではすんなりと理解できないものが多くあります。どんな人でもわかるような表現に言いかえて、明快なスピーチになるように心がけてください。俗語や流行語の使用や、専門用語や外国語の多様も避けます。
⑥「友人のお祝いらしくない」
人生経験の豊富な年長者も多く列席するのが披露宴です。そんな場で、説教じみたスピーチや、美辞麗句を並べ立てたスピーチをしても、どこかから借りてきた話のような印象しか残りません。新郎新婦の友人という立場に合った話をするように、心がけましょう。

~インフォメーション~

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