二次会スピーチ例文-新郎新婦の学生時代の友人編

~【例文】二次会新郎新婦の学生時代の友人の作り方~

二次会スピーチの例文集「新郎新婦の学生時代の友人編」を紹介しています。聞き手が感心するというよりも、微笑むようなエピソードもテーマにはいいでしょう出し物の際にありがちなキスの強要も、新郎新婦のタイプによってはふさわしくない場合も多いものです。羽目をはずし過ぎないようにしましょう。

【ひとひねりして】~新郎の学生時代の友人①(男女のスピーチ)~1分30秒

熊田さん、○○さん、ご結婚おめでとう。私はクマさんの高校時代のクラスメイトで、○○と申します。高校時代からずっと、熊田くんのことはクマさん、クマさんと呼んできました。
※①それにしても、クマさんがこんなかわいいお嫁さんをもらうなんて驚きました。美女と野獣ならぬ、美女とクマさんですね。
気のきいたお祝いのスピーチをするのは苦手なので、歌でも歌わせてもらおうと思います。クマさんといえば、お約束のあの歌です。
私なりに、知恵を絞って考えた替え歌の歌詞を、あちらのスクリーンに映し出しますので、みなさん、いっしょに合唱してくださいませんか。
伴奏は、同じく高校のクラスメイトの○○さんです。
(歌が入る)・・・ある日(ある日)、スキー場で(スキー場で)、クマさんに(クマさんに)、出会った(出会った)・・・
○○さんがクマさんに出会ってよかった!本当におめでとう。
※①:少し失礼な言い方だが、仲の良かったクラスメイトの発言であり、また二次会なので大丈夫。
(アイデア)
新郎の愛称の「クマさん」を利用して、替え歌を作って歌う。みんなで合唱できると楽しく盛り上がる。

【しみじみと】~新郎の学生時代の友人②(男性のスピーチ)~3分

○○工業高校で○○くんといっしょのクラスだった、○○です。
うれしいよ!僕は○○くんが結婚することになったのが、本当にうれしい。というのは、彼は学生時代からずっと、女っ気のない暮らしを続けてきていたからです。※①よからぬ想像をしないでください。男が好きとかそういうのではありません。
学校が、全校に女生徒が8人しかいないという工業高校なうえに、一年365日、柔道部の活動に彼はのめり込んでいたからです。朝練習、放課後練習、土日は練習試合、夏休みなどの長期の休みは合宿と、柔道一直線の暮らしを強いる部活でした。女の子の目など気にしないさと、頭は丸坊主。もちろん、ヤワラちゃんみたいな女子部員はゼロでした。
しかも、彼は中学時代から柔道一直線。女性と縁遠い暮らしだったといいます。彼が青春時代に話しをした女性は、お母さん、先生、売店のおばちゃんぐらいだったのではないでしょうか。当時、○○くん以外のクラスメイトたちは、僕を含めてそれなりに近所の女子高校の女の子たちと付き合うなどして、楽しい青春時代を過ごしていました。グループ交際が多かったですけれどね。
極めつけは、彼が選んだ仕事です。高校を卒業して進まれたのが、これまた女性と触れ合う機会のなさそうな、建築業だったのです。
友人として心配でしたので、彼のために何度か、友達のつてを使って合コンみたいなことをしたものです。※②でも、彼は免疫がないというか、純情というか、柔道ではあんなに豪快な技をきめていた男なのに、女性とのおしゃべりはうまくできないのです。
それなのに、いつの間にか、こんなにかわいい奥さんを見つけているとは。
毎朝、通勤電車の中で会っていて、何となく顔見知りになった○○さんと、ある日あいさつを交わしたのがはじまりだなんて、そんな物語のような恋愛というのもあるのですね。○○くんらしいな。
運命に導かれて手に入れた幸せ、そして愛情を、しっかりと二人で育んで、いい家庭を築いてください。応援しています。
※①②:結婚披露宴では、避けたほうがよい表現。この場合のように、学生時代からの親しい間柄で、しかも二次会でならば、使っても大丈夫。
(注意)
新婦に関してのコメントも忘れず入れる。

【しみじみと】~新婦の学生時代の友人①(女性のスピーチ)~3分

結婚おめでとう、○○!念願の手作りドレスを身にまとった感想はいかがですか?○○さん、鼻の下がなんとなく、でれっと伸びていますよ。
私は、服飾デザインの学校で、○○と同じクラスにおります、○○といいます。お二人とも、学生生活はあと8ヶ月もあるというのに、卒業まで待ちきれない!と結婚されたのですから、そろってニコニコ顔になるわけですね。
※①それにしても、よく○○のご両親が許したなあと思います。とくに、普段から○○のお父様は厳しかったですから。
でも、お父さんも認めざるをえない状況を二人はつくったのですよね。作戦勝ち、とでも言いましょうか。今どき、駆け落ちをするなんて、私たち友人一同も驚きました。○○が1週間ほど学校へ来ないな、と思っていたら、私の家に一枚の絵葉書が届いたのです。あのときの驚きといったら、なんと表現していいかわかりません。消印は北海道の小樽で、「両親から結婚を反対されたので、抗議の意味で駆け落ちをしました。すべてが解決するまで学校へは行けないので、あとでノートを貸してください」と書いてあるのです。今思うと、駆け落ちとはいっても、ちょっとのんきな駆け落ちですね。でも、○○さんとお付き合いをしているのは知っていたけれど、そこまで真剣になっていたとは。
※②結局、実力行使で二人は結婚の承認を勝ち取りましたね。ご両親が少しかわいそうな気もしましたけれど、今では心から喜んでくださっているようなので、友人としてほっとしています。この際、親孝行に赤ちゃんの顔をさっさと見せてあげたらどうですか。なんてね。今のは冗談です。まずは卒業してからですよ。今度は強硬手段に出ないでください。
それにしても、とってもウエディングドレスがお似合いです。借りたほうが楽だよというみんなのすすめを聞かずに、3日3晩、ほとんど眠らずに○○が作ったドレスですものね。○○、一生、今のその感動を忘れないでね。康則さんと仲良く、幸せな人生を送られるよう、お祈りしています。
(アイデア)
服飾デザインの学校の同級生として、手作りのドレスをほめる。
※①:両親が出席しない、友人ばかりが集まった二次会だから、話せる話題。
※②:少し非難がましくはあるが、仲の良い友人ならこのくらいのことは言ってもよい。

【オーソドックスに】新婦の学生時代の友人②(女性のスピーチ)~1分30秒

○○ちゃん、○○さん、ご結婚おめでとう。
私は○○ちゃんの高校の同級生で、○○と申します。あの頃は、二人でいつも「私たち、どんな人と結婚するのかなあ」と想像して楽しんでいましたが、○○ちゃんはついに今日、本番を迎えたのですね。
○○ちゃんはいつも、ミュージシャンの○○みたいな甘い声の人がいいなあ、と言っていたけれど、○○さんはもっと男らしい声の人みたい。大人になって、好みの声は変わったのかな?ううん、きっと男は声じゃないってわかったのね。私も、さすがに当時のように、歌舞伎役者みたいに綺麗な顔の男の人がいい、という好みからは卒業しています。
私も○○ちゃんに続けとばかりに、来月結婚します。これからも新婚1年生の同僚として、いろいろと情報交換をしたり、遊んだりしましょう。お互い幸せになろうね。
(アイデア)
昔の好みと新郎のタイプが違うという話は、プラス方向にもっていくように話すとよい。
(注意)
新郎新婦へのお祝いのスピーチなので、自分も結婚するという話題はあくまでも控えめに。

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