スピーチ例文~新郎の友人編

~【例文】新郎の友人の作り方~

スピーチの例文集「新郎の友人編」を紹介しています。そのままスピーチに使える文例なども紹介しています。オーソドックスなスピーチやひとひねりさせたスピーチなど、披露宴に合わせたスピーチを考えてみてはどうですか?まずは、練習をして当日にのぞみましょう。

~【そのまま使える】~新郎の友人編~

○○さん、○○さん、ご結婚おめでとうごさいます。私は○○さんと高校時代に教室で机を並べておりました、○○と申します。
学生時代の○年間を振り返ると、たくさの懐かしい思い出が次々に思い起こされます。
文化祭の準備で○○さんが大活躍したこと、体育祭を前に結成したクラスの応援団の練習、学校帰りに寄り道をしたお好み焼き屋さん、試験前に一緒に勉強したことなど、どれもよい思い出です。
そして、どんな場面を思い出してもクラスの人気者だった○○さんの笑顔と笑い声が、頭に浮かんできます。
それにしても、卒業して○年も経ってしまったとは早いものですね。
いつしか、私たちも人生のパートナーと手を取り合って二人三脚をする年になっているのですから。
○○さんのパートナーの○○さんは、○○さんにぴったりの笑顔の素敵な方ですね。
お二人で力を合わせて、幸せな家庭をつくっていってください。

【オーソドックスに】~新郎の友人①(男性のスピーチ)~1分30秒~

○○くん、○○さん、本日はご結婚おめでとうごさいます。私は、新郎の○○くんと高校3年生のときに同じクラスだった○○と申します。
○○くんは、どんなことに対しても真っすぐ突っ走る男として、みんなから一目おかれていました。
とくに印象に残っているのは、文化祭実行委員だった○○君が、みんなに言ったセリフです。受験シーズン真っ只中だったため、今ひとつクラスがまとまらなかったのですが、ある日の放課後、彼が「あと1週間で文化祭だよ。1週間分の勉強はあとで取り戻すことができるけれど、文化祭は二度とできないイベントなんだぜ」と言いました。その声のおかげで私たちのクラスは、よし、みんなでやろうじゃないか、とテレビの学園ドラマのように盛り上がったのです。楽しかったですね。
○○さん、○○くんはここぞというときに頼りになる男なので、安心してついていってください。※①○○、いい家庭つくれよ。
(アイデア)
学生時代に新郎が活躍した場面を描写する。ただし、新郎のイメージをアップさせる話題を選ぶこと。
※①:呼びかけは、普段どおりに呼び捨てにしてもよい。かえって親近感がわく。

【オーソドックスに】~新郎の友人②(男性のスピーチ)~1分30秒~

本日はおめでとうございます。私は、○○くんの中学のときからの友人で、○○と申します。
それにしても驚きました。思えば中学3年の夏に、○○くんと、あちらにいる○○くん、近くにいた女子学生4人組と仲良くなったのがお二人の出会いです。意気投合した○○くんと○○さんは、その後も電話で連絡をとったり、映画に行ったりしたようです。しかし、高校を卒業して○○さんがお父様の仕事の都合で関西に引っ越してしまってからは、○○くんの口から○○さんの消息を聞くことがなくなりました。
ですから3ヶ月前に、結婚すると○○くんから打ち明けられ、その相手が○○さんだと知ったときには驚きました。
9年間お付き合いしてのご結婚、それも遠距離で愛を育んだ二人ですから、どんなことがあっても大丈夫ですね。お幸せをお祈りします。

(アイデア)
二人の出会いを知っているなら、新郎新婦に了解を得て、ぜひ紹介したい。
※①:自分のほかに学生時代の友人が披露宴に招かれている場合、自分はみんなを代表してスピーチをしているという意識を持つこと。

【ひとひねりして】~新郎の友人③(男性のスピーチ)~1分30秒~

○○くん、おめでとう。学生時代に、新郎の○○くんと同じ研究室で※①バイオテクノロジーを学んでいた○○と申します。
○○くん、覚えていますか。セミがミンミン鳴いていた、夏の暑い日だったと思うのですが、私が将来どんな仕事に就きたいかと尋ねたとき、「どんな女の子も僕に夢中になってしまう惚れ薬を研究開発したいな」と、君が真面目な顔で冗談を言って、二人で大笑いをしたことを。
あれから10年。○○くんから披露宴の紹介状をもらったとき、にはふっとセミの泣き声が聞こえた気がしたのどす。「あいつ、ついに惚れ薬を開発したな」と思って、一人でにやついてしまいました。
今、彼は夢を叶えて、製薬会社で子供向けの副作用のないアレルギーの薬の研究をしています。
○○くん、私にも惚れ薬を分けてもらえませんか。愛さんのようにキュートな女性を、私も振り向かせたいです。どうぞいつまでもお幸せに。

(アイデア)
思い出話を上手に組み込んで、ウィットの効いたスピーチに。
(注意)
新郎との思い出話が中心のスピーチになった場合も、締めの部分で新婦への心配りをすること。
※①:研究内容を詳しく説明する必要はない。

~インフォメーション~

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