友人が喜ぶスピーチを考えましょう!
友人のスピーチに期待されるのは?何でしょうか?大切なのは祝福する気持ちで、あなただけにできるスピーチを考えましょう。友人らしく、明るく楽しいスピーチを考えても良いですし、2人に合ったお祝いをスピーチにしても良いですね。まずは、自分の立場を認識しましょう。
~大切なのは祝福する気持ち~
人生の晴れ舞台にあなたからお祝いの言葉をもらいたいから、新郎新婦はあなたにスピーチを依頼したのです。ですから1番大切なのは、「2人の結婚を祝福する気持ち」です。どこかから借りてきたような美辞麗句を並べるよりも、あなたらしい素朴なお祝いの言葉のほうが、2人の心に響くものがあるはずです。
~あなただけにできるスピーチを~
大勢いる友人たちの中から、どうしてあなたがスピーチを依頼されたか考えてみてください。あなたは、2人のキューピッドだったのではありませんか。なれそめを知っているのは、あなただけではありませんか。新郎(新婦)の人柄を1番知っているのは、あなただけではありませんか。何を話してほしいのかを、本人にリサーチしてみるのも手です。特に、他の人と話の内容が重複する可能性がある場合は、確認しておいた方が無難でしょう。
~友人らしく、明るく楽しいスピーチを~
披露宴の前半は、だいたい、媒酌人、主賓に続いて、会社の上司や恩師などのスピーチがあります。それらは、あまりくだけていない真面目なものが多いはず。中盤あたりに友人たちのスピーチがはじまることで、会場全体が和やかなムードになります。ですから、生真面目なスピーチよりも、明るくユーモアのある楽しいスピーチを心がけるといいでしょう。ただし、ふざけ過ぎは禁物です。
~2人に合ったお祝いを~
例えば、結婚してからも共働きを続ける場合の新婦に、「仕事で疲れて帰ってくる○○くんのために、毎晩おいしい料理をつくってください」という言葉を述べるのは、不適当でしょう。ありきたりなお祝いを述べるのではなく、2人に合った内容を考えてください。
~パーティーの格式や雰囲気にふさわしいスピーチを~
仕事関係の知り合いが多数招かれた披露宴、新郎新婦の親の知人などが多く列席している披露宴、親族と親しい友人たちだけが参加している披露宴、親しい友人知人のみで新郎新婦を囲んだ2次会など、パーティーにもいろいろあります。格式や雰囲気をよく考えて、場にそぐわないスピーチをしないように気をつけましょう。
~話していい話題かどうかの判断はしっかりと~
新郎新婦が話してほしくない事柄にはふれない気遣いが必要です。再婚、晩婚、見合い結婚、子連れの結婚、子供ができたから決断した結婚、年の差のある2人の結婚、電撃結婚、年上女房の結婚、婿入りの結婚、親の反対を押しての結婚・・・。2人が堂々とそれを公言している場合は大丈夫ですが、そうではない場合もあるので気をつけましょう。また、過去のエピソードの中には、2人がふれてほしくないこともあるので、その点にも気を配ってください。