~基本的なスピーチの作り方~
結婚式や披露宴などでのスピーチ原稿の組み立て方法について紹介しています。2次会の乾杯の挨拶などでスピーチを頼まれた場合、どのような文章構成にすればよいのかわかりませんよね?分かりやすく解説していますのでスピーチ原稿を作ってみましょう!
~スピーチ原稿の作り方はこうする!~
【導入部】
①○○くん、○○さん、ご結婚おめでとうございます。①②若葉の青さが目にしみるこの季節は、さわやかな二人の結婚式にぴったりですね。②
③ただいまご紹介にあずかりました、○○くんと高校時代にいっしょにサッカー部で汗を流していた○○と申します。③3年前から、母校のサッカー部の監督兼コーチを二人でやっているので、現在進行形でもお付き合いしています。
【テーマ】
2年前、土曜の放課後練習のときに、私たちは生徒たちに混ざってサッカーボールを蹴っていたのですが、転んだ弾みで私がけがをして救急車を呼ぶことになりました。
そして、④私が運び込まれた病院の受付にいた○○さんに、付き添いで来てくれた○○くんが一目ぼれ。④まさに、⑤「けがの巧妙」⑤です。けがをしたのは私ですから、⑥「棚からぼたもち」でしょうか⑥
【結び】
⑦何はともあれ、おめでとう。⑦⑧○○さん、ここぞというときに頼りになる○○くんについて行けば、絶対に幸せになれますよ。彼と10年いっしょにサッカーをやっている私が、太鼓判を押します。⑧⑨二人で、幸せな家庭を築いてください⑨
【説明】
①「祝福の言葉」
まずは、心をこめて「おめでとう」を言います。
②「時候の挨拶」
季節感や天候についてのコメントを出だしに入れます。
③「自己紹介」
新郎と自分のつながりを話します。
④新郎がこの話し手にスピーチを依頼したのは、新婦との出会いのエピソードを紹介してほしいからです。期待を裏切らないようテンポよく話します。なお、二人のなれそめについて話す人がほかにいないか、前もって新郎新婦にリサーチしておきましょう。テーマは基本的にひとつに絞るのがこのましいです。
⑤⑥結婚式に特にふさわしいことわざではありませんが、上手に使うとユーモラスな明るいスピーチになります。ただし、不吉な意味のものは使わないでください。
⑦「祝福の言葉」
再度でてきてかまいません。
⑧「応援・激励」
新郎をよく知っている自分だから断言できる、お祝いを新婦に伝えて結びます。
⑨「二人への希望」
二人の未来の幸せを希望する言葉で締めくくります。